理事長のためのファシリテーション技術(6) 理事の共感を得て、理事会をコントロールする②

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前回は、「リーダーズ・インテグレーション」という理事長と各理事の共感を深める方法についてご説明しました。今回は、理事同士の共感を得る方法を述べたいと思います。

 

 

■その名の通り、互いの氷を解かす「アイスブレーク」

 

 

互いに知らない関係の理事同士が集まる理事会で、最初に行うのが「自己紹介」だろうと思います。しかし、この自己紹介だけでは、互いに理事同士が、打ち解けることも難しいのではないでしょうか。
 
ここで紹介したいのが、「アイスブレーク」という方法です。
 
アイスブレークの方法はたくさんありますが、ご参考に次のサイトをご紹介します。
特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会
アイスブレーク集
https://www.faj.or.jp/modules/contents/index.php?content_id=27
 
この中で、いくつか具体的に説明いたします。

 

 

■ウソ、ホントゲームで、アイスブレーク!

 

 

ウソ、ホント?(所要時間:20~30分程度、人数:5~50人、準備:A4の紙)

4~6人のグループに分かれる。A4ぐらいの紙を配り、各人、自分について4つの事実を箇条書きしてもらう。ただし、そのうちの一つはウソ。各自そのリストを読み上げ、残りの人は、ウソと思うことをメモする。全員が自分のリストを読み上げた後、最初の人から順番に何がウソかをみんなで話し合い、答えを言う。
短時間で楽しく相手を知ることがでる。共通項も見つかるかも。見かけと真実の違いにも気づくかもしれません。

 

 

■ウソつき自己紹介!

 

 

これをベースに、「ウソつき自己紹介」というアイスブレーク方法があります。

  1. これまでの人生を振り返って、人に話したい自慢を3つ選ぶ。
  2.  

  3. さらに、本当のようなウソの話を一つ加える。
  4.  

  5. あわせて4つの話のキーワードを箇条書きする。
  6.  

  7. 自己紹介する。聞き手は、4つの自慢話から、相手のウソの1つを見つける。
  8.  
    例えば、次のような4つを上げます。

    • 私は、3日間断食をしたことがある。
    •  

    • ドラゴンクエストを半日でクリアしたことがある。
    •  

    • 以前、SMAPの一人と同じマンションに住んでいた。
    •  

    • 北島康介とは、同じスイミングスクールで泳いでいた。

     

この中の1つのウソを理事会みんなで当てていくというゲームです。

 

 

■始まりは、互いを知ることから!

 

 

理事会メンバーの方々の人となりが、互いにわかり、明るい雰囲気で、理事会を盛り上げることができるでしょう。アイスブレークには、「自己紹介系」「ほぐし系」「悟り系」など様々方法がありますので、是非、リーダーである理事長には、理事会全体の雰囲気を盛り上げるためにも、一度、アイスブレークの機会を設けることをお勧めします。
 
次回は、「理事の共感を得て、理事会をコントロールする」方法の3回目として、「理事会運営を阻害する悪癖②でご説明した”集団思考の落とし穴”に対処する方法」を具体的にご説明します。
 
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アゴリア㈱ TGK本部 エバンジェリスト
*TGKとは、「地域コミュニティを元気に変える」の略称です。