マンション管理組合におけるリーダーシップ(6) 多様性、フラットな組織における合意形成(議論する力)③

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次に、「演繹法」について、解説します。

 

演繹法における例は、次のようになります。

 

「ソクラテス(A)は人間(B)だ」・・・A

 

「人間(B)は、死ぬ(C)」・・・B

 

「だから、ソクラテス(A)は、死ぬ(C)」・・・C

 

つまり、A=B、B=Cであれば、A=Cという考え方です。

 

マンンション管理組合のトラブル事例で[演繹法]を説明

 

マンション管理組合における具体的な事例で、演繹法を考えてみましょう。

 

「ペット飼育」(A)は現在の「マンション」(B)では普通だ。

 

「マンション」(B)では、「規約を守る」(C)必要がある。

 

「ペット飼育」(A)も「規約を守る」(C)ことが大事だ。

 

となります。

 

つまり、「ペット飼育」=「マンションでは普通」、「マンション」=「規約を守る」ですので、

 

結論として、「ペット飼育」は、「規約を守る」べきだということになります。

 

マンンション管理組合のトラブル事例で[演繹法]を説明

 

論理は、2つの単純な型(帰納法、演繹法)しかありません。あとは、上記図のように、2つの組み合わせとなります。

 

会社内でも同様ですが、往々にして、理事会運営においても、居住者同士の衝突を避けるべく、当たり障りのない運営をするケースがあります。

 

また、意見の食い違いから衝突をした場合、合意形成の遅延や、問題の放置に繋がることもあります。

 

このような姿勢は、リーダーたる理事長としては、避けなければならないことです。

 

多様性を背景とした理事会運営です。理事の方々は、それぞれ、生活スタイルも異なるでしょう。

 

だからこそ、理事長は、理事会運営において、理事に積極的な発言、議論を促すことで、多角的な視点が得られ、本当に良い結論は何か?を見つけることができます。

 

更に、論理的思考とファクトベース(=事実に基づく)の議論を念頭に置けば、建設的で的確な合意形成に結び付けることができます。

 

是非、議論することに臆することなく、むしろ、積極的に、喧々諤々な「議論」を行い、「議論」を楽しむことで、活発な理事会活動を運営してください。

 

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アゴリア㈱ TGK本部 エバンジェリスト *TGKとは、「地域コミュニティを元気に変える」の略称です。