マンション管理組合におけるリーダーシップ(8) 「感謝」を表現する ②

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次に、理事会メンバー以外に「感謝」を表現する対象を、広げてみましょう。

 

 

マンション管理組合のステークホルダー全てが「感謝」の表現対象

 

 

マンション管理組合にとってのステークホルダー(利害関係者)を考えると、主に以下のような関係者があげられます。

 

    • 区分所有者(理事)および賃借人

 

    • マンション管理会社、常駐管理スタッフ

 

    • 施設修繕会社、植栽管理会社、エレベーター、貯水槽など保守管理会社 等々

 

それぞれの利害関係者が関わりながら、一つのマンションの居住者の生活が維持され、守られています。

 

 

マンション管理組合における、最重要ステークホルダーは「駐在管理スタッフ」

 

 

理事長が、感謝の気持ちを表現する対象として、この利害関係者の中から、優先順位をつけるならば、第一に考えるべきは、マンションに常勤する管理スタッフになります。

 

常駐する管理スタッフは、マンションの施設設備に限らず、居住者のことも含め、最もマンション内の事情を知っていて、情報を持っています。

 

管理スタッフの働き方の優劣により、マンションの価値が左右されるといってもよいかもしれません。

 

マンション管理組合の運営において、重要なカギを握っています。

 

私は、理事長の際に、これまでになかった新しい施策を沢山実行してきました。

 

これを具合的に成果として結びつく最大の協力者は、管理スタッフです。

 

これまでにない新しい試みに対して、常に理事長の考えを理解し、共有しながら、事務的な作業も含め、「このマンションの為」と献身的に動いていただきました。

 

また、ほとんどの新しい試みが、管理スタッフとのコミュニケーションにおける情報から得られた「気づき」から生まれたものでした。

 

もし、管理スタッフの協力がなかったとすれば、理事長として何もできなかったかもしれません。

 

管理スタッフは、既に仕事の第一線を離れた第二の職場として働いている方が沢山います。

 

いわば、理事長にとって、経験豊かな人生の先輩でもあり、学ぶことの多いものです。

 

例えば、私の経験では、フロントリーダーを長年務める管理スタッフは、某メーカーの工場長の経験がありましたので、新しい施策を実行する際にも、「工程数」「工程期間」を迅速に計算し、人的リソースや時間の配置を的確に行っていただいていました。

 

理事長は、マンション管理スタッフとのコミュニケーションを密に図り、マンション内で「何が起きているか」、「何が問題か」などの的確な情報を入手することが不可欠です。

 

大きな仕事を成し遂げる理事長のすぐ傍には、理事会運営を陰ながら支える、優秀な管理スタッフが、必ずいるものと考えています。

 

もし、いなければ、是非、何度でもコミュニケーションをとる時間を設け、価値観を共有し、自分の地域コミュニティに対する思いを伝え、あるいは、感謝の気持ちを表現し、育成していただきたいと思います。

 

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アゴリア㈱ TGK本部 エバンジェリスト
*TGKとは、「地域コミュニティを元気に変える」の略称です。