マンション管理組合に理念(ミッション)を作る(1)

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私は、都内の大型マンションで理事長を仰せつかった後、第一回目の理事会で、なによりも最初に行ったことが、マンション管理組合全体で共有する「ミッション」の作成でした。    

 

マンション管理組合[非営利組織]にこそ目的の共有とコミットメントが必要

なぜ、理事長の最初の仕事としてマンション管理組合でミッションが必要と考えたのか?  

それは「組織」というものは「目的」に対するコミットメントがない限り成り立たず、マンション 管理組合という非営利組織こそ「組織」としての「目的」を持つべきであると考えたからです。  

 

例えば、企業に置き換えて考えてみましょう。   業績を上げる有能な社員とリーダーシップを発揮する優れたリーダーがいます。   そして、顧客分析や、競合相手の分析もしっかりと行っていて、戦略は非の打ちどころがありません。   しかし、これだけでは失敗します。   あるいは長期間にわたる成功は不可能です。   なぜならば、その組織に属する者が、心からコミットメントできる対象が存在しないからです。

 

「ミッション」のない組織は、目的地が、定められていないままに、出港する船のようなものです。   マンション管理組合も同様です。   いえ、マンション管理組合という非営利組織こそ、企業以上にミッションが求められるといっても過言ではありません。  

心から共有し、共感し、コミットメントを引き出すミッションが、企業活動以上に、求められます。    

 

マンション管理組合の運営において、給料などの報酬に期待する理事長や理事は、いないでしょう。   理事長は、明確なミッションを掲げ、管理組合構成員全体で、共有し、具体的な行動や成果に結び付けることが求められます。

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  アゴリア㈱ TGK本部 エバンジェリスト

*TGKとは、「地域コミュニティを元気に変える」の略称です。