マンション管理組合の運営に参加する。理事会活動こそ「自己実現」の場所のひとつ(4)

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「マズローの欲求段階説」というものがあります。   アメリカの心理学者アブラハム・マズローが唱えたもので、人の欲求には5段階があり、ピラミッド構造で、下部の欲求が満たされると上部の欲求の充足を目指すようになるというものです。   下から順に、「生理的欲求」、「安全の欲求」、「帰属の欲求」、「自我の欲求」、「自己実現の欲求」という順になっています。    

 

マンション管理組合の理事が満たせる3つの欲求

 マンション管理組合の理事として地域コミュニティに尽くすこと。   これは、マズローの「帰属の欲求」、「自我の欲求」「自己実現の欲求」の3つを充足するものであると考えられます。    

 

マンション理事としての活動で満たされる「帰属の欲求」

人は何らかの組織、グループに帰属することで、自分の立場を認識するものです。   最も重要なものが家族でしょう。そして、私たちが住む地域。会社組織。大きくとらえれば、日本、世界とつながります。   この帰属の欲求として、自らや家族が住む地域への意識を向上させることが、すなわち、マンション管理組合での理事活動といえます。    

 

マンション理事という役目を通して満たされる「自我の欲求」

帰属の上位に位置する自我の欲求は、他人からの賞賛を得ることにより、満たされるものです。   ボランティアによる地域(マンション)への貢献により、人から感謝されることに、大いに満足感を得られることは、間違いありません。    

 

マンション理事会理事としての活動が満たす「自己実現の欲求」

自己実現は、他人からの賞賛を受けて満足する「自我の欲求」の上位に位置します。   例えば、芸術家は、自分が表現したい音楽があり、絵画があるために、楽譜を書き、キャンバスに絵をかきます。   「自己実現」は、他人からの賞賛を前提に行うものではない、純粋な欲求を満たす行為となります。  

マンション管理組合の理事による影の努力。   居住者からは、見えないところでのトラブル解決、問題解決に労を惜しまずに時間と体力を使っている理事の方々もたくさんいるでしょう。  

 

この行為で得られる満足感や、充実感は、最も上位階層に位置する「自己実現の欲求」を満たすものであることは、間違いありません。  

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  アゴリア㈱ TGK本部 エバンジェリスト

*TGKとは、「地域コミュニティを元気に変える」の略称です。