マンション管理組合の運営に参加する。理事会活動こそ「自己実現」の場所のひとつ(5)

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ブラック企業や仕事の場でのパワハラによるうつ病などが社会問題になり、企業における社員のストレスマネジメントが注目され、法令化もされました。
 
四六時中仕事、仕事の毎日で追いつめられることは、個人の視野や人生の選択肢を狭めることになるのではないでしょうか。
 
私たちは、企業自体が、社員に対し、積極的に、ボランティア活動を求めることを勧めたいと考えています。
 
何らかの非営利組織で、活躍の場を作ること。
 
それが、社員個人の人生を豊かにし、ひいては、会社での質の高い仕事に結び付くと考えています。

 

 

非営利活動が与える仕事の質の改善事例「ジョンソン&ジョンソン」

 

 

一例をお伝えします。
 
製薬、医療機器その他のヘルスケア関連製品を取り扱う多国籍企業「ジョンソン&ジョンソン」では、世界中の全社員が共有する「我が信条(Our Credo)」という理念を掲げています。
 
「我が信条(Our Credo)」には、4つあり、その3つ目について、私たちは、注目しています。
 
次の信条です。
 
ジョンソン&ジョンソン 我が信条(Our Credo)
https://jnj.co.jp/group/credo/index.html
 

我々の第三の責任は、我々が生活し、働いている地域社会、更には全世界の共同社会に対するものである。
我々は良き市民として、有益な社会事業および福祉に貢献し、適切な租税を負担しなければならない。
我々は社会の発展、健康の増進、教育の改善に寄与する活動に参画しなければならない。
我々が使用する施設を常に良好な状態に保ち、環境と資源の保護に努めなければならない。

 

ジョンソン&ジョンソンの「我が信条」は、決して、表面的なものではなく、企業活動、社員の行動すべてにおいて、隅々まで、共有し、行動につながるものとして、実践されている、もしくは、企業として社員一人一人に求めている、極めて重要で、厳格な理念です。
 
上記で引用した、第三の責任において、「社会貢献をしなければならない」としています。
 
これは、とても重要で、業績や職能などの社員評価における重要な評価ポイントになっています。
 
例えば、如何に有能な社員で、好業績を上げている社員であっても、仕事以外の時間において、なんらかのボランティア活動を行っていなければ、昇進時において、マイナス評価になります。
 
この企業活動において、社員の行動様式が、社会貢献に明確に結びつけられているジョンソン&ジョンソンの理念は、私たち企業にとっても、学ぶべき点が大きいものです。
 
ボランティア活動が、「自己実現の場」になりうると、申し上げました。
 
今だからこそ、企業のストレスマネジメントの方法として、社員が仕事以外に、このような「自己実現の場」を持つことは必要ではないでしょうか。
 
そして、ジョンソン&ジョンソンのように、企業が、社員に対して、会社とは離れたところで、社会貢献を進める必要があるのではないでしょうか。
 
マンションに居住する方にとって、社会貢献、地域貢献の機会は、目の前に沢山あります。
 
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アゴリア㈱ TGK本部 エバンジェリスト
*TGKとは、「地域コミュニティを元気に変える」の略称です。